大学生必見!構造力学・座屈の問題解説!!
今回はこの問1の解説をしたいと思います。
まず、座屈の問題で重要となる、断面二次モーメントを求めましょう。
円の断面二次モーメントの公式はI=π・D^2/64でしたね!
この問いは中身が空洞になっているので全体から空洞の部分を引いてあげましょう。
断面二次モーメント:I=π/64(d1^4-d2^4)
回転半径:r=√I/A=150/4mm
ではここから、オイラー式が適用可能かをみていきます。
λ>λp(λは細長比、λpは限界細長比)であればオイラー式適用おkです!!
λ=l/r=120
λp=(√E/σp)・π=99.3
※細長比と限界細長比の公式はそれぞれ暗記してください!
この結果からオイラー式が適用可能とわかりました。
そうと分かればあとは簡単。
座屈荷重pは公式より
p=π^2EI/L^2(LとIがみずらいのでLを大文字にしました)
=678262kn
どうですか?とけたでしょうか。
解答の手順を整理すると、
1、オイラー公式が適用できるか確認する
→そのために細長比、限界細長比を求める
→そのために回転半径rを求める
2、オイラー式の公式に値を代入
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やっていることはとてもシンプルだと思います。
計算の途中式はみなさんにやってもらいたいので省略しました。
もっと簡単な方法、間違っているところなどがありましたらコメントおねがいします!!!
失礼します!!